概要
Remote Utilities®はネットワーク管理者やヘルプデスクオペレーターをはじめとする、企業で活躍する IT プロ向けのリモートコントロールソフトです。 スクリーンをリモートで見ることが出来るのはもちろん、リモート PC の電源コントロール、ファイルの転送等、まるで遠方にあるそのリモート PC の前に実際に座ってマウスを動かしているかのように自由にパソコン操作ができます。
製品のメインモジュール
オペレーターモジュール(コントロールする側) — Viewer
Viewer は単体でコントロールセンターとしての役割を果たします。 Viewer では一つまたは複数のアドレス帳でリモート接続を管理することができ、さまざまな接続モード でリモートセッションを行ったり、さらには MSI 設定のような設定ツールを実行したりすることができます。
リモートモジュール(コントロールされる側) — Host
Host は、各リモート PC にそれぞれインストールされるべきものです。リモートセッションは自動で開始されますので、そのリモート PC がどこにあっても、側に使用者が居なくても、その PC に24 時間いつでもリモートアクセスすることができます。
その他のモジュール
以下のモジュールを活用して、リモートワークの可能性をさらに広げましょう。
Agent
Agent は Host の代わりとして、主に突発的なサポートの時に使用されます。Agent はインストールする必要も、管理者権限も要りません。
サーバー
サーバー とは、社内にインストールするセルフホストソフトウェアであり、仲介サーバー、同期サーバー、およびリモート接続を認証する認証サーバーとして動作します。
ポータブル Viewer
ポータブル Viewer を使えば、どのコンピューターからもリモート PC に接続することができます。 ポータブル Viewer は、ここからダウンロードして、USB にコピーして使います。
Remote Utilities にはパソコン上級者が喜ぶ便利な機能がたくさん備わっています。 利用できるリモート接続モードは、リモート PC のデスクトップをフルコントールできるだけにとどまりません。 その他に、ファイル転送モード、インベントリマネージャー、リモートレジストリ、リモートカメラ、ターミナルモード など、簡単なコマンドライン処理を遠隔から実行できるモードが揃っています。
強力な暗号化方式
データ通信はすべて、TLS 1.2 で暗号化されています。 ご利用のライセンスと接続の種類にかかわらず、あなたのデータは安全かつ確実に保護されます。 セキュリティについての詳細はこちら。
ファイアウォールバイパス
インターネット-ID 接続を使えば、ファイアウォールやルーター内にある PC へのリモートアクセスも簡単で、特別な設定は必要ありません。そのインターネット-ID とパスワードさえあれば、どこからでもリモート接続できます。
MSI 設定
MSI 設定を使って、無人アクセス用に事前にカスタマイズした Host インストーラーを作成しましょう。 有人サポート専用の Agent モジュールには、企業ロゴとウェルカムメッセージを組み込むことも可能です。
電源コントロール
リモート PC を標準モードまたはセーフモードで再起動したい時には、電源コントロール モードがあります。その他リモート PC のシャットダウン、ロック、スリープ等、まるでその PC の側に居て、電源ボタンとリセットボタンを指で押しているかのようにコントロールすることが可能です。